スライド

書きもの、詩 

 

てんきと温度

なにがしたくて、なにがしたくなくて
なにがしたくなくて、なにがしたいのか
なにができて、なにができなくて
なにができなくてなにができるのか

歩いて
考えたから
歩くのをやめて
考えるのをやめたから
今この言葉が私を見つけたのかもしれない

ココロノナカデ雨ガフレバ
僕ハ傘ヲトジテ濡レテユケルカラ
(はっぴいえんど「恋は桃色」より)

人は心の中に空がある
それ故
届いてしまう
私には
刺激になるはずのことさえ痛みとなり
痛みとしか感じ取れない自分が
もっと強い痛みだったりする

書きもの

date
2016.11.15
write
parco sakamoto
photo
hana